大師堂に登るには、本堂の横の細い階段を登らなければならない。
四国八十八カ所では珍しい、奈良様式の本堂が目を惹く。
大師堂の脇にある万体観音洞も、詣でる人が絶えないらしい。
宇多津の町並みと予讃線をバックにした、郷照寺鐘楼。
霊場が町の真ん中に建っているのがよく分かる。
宇多津町を臨む高台のにこのお寺は建っていた。細い路地を抜けて駐車場で見た
のは巨大なバスツアー一行だ。今回の春遍路で初めてみる、お遍路さんの大群に
出くわして圧倒される(読売観光さんだったが)。納経所でツアーコンダクターの人と
納経所の人が親しげにお話しているのが印象的だった。鈴の音を響かせながら、
沢山のおじいちゃんおばあちゃんが一斉にお詣りする姿は、巡礼の旅の途上にある
事を思い出させてくれる。
奈良様式の本堂同じくらい33333体(?)の観音洞が印象的だったが、まだ空き
スペースが残っていたのが印象的だった。まだ観音様が増えるという事と、空き
が無くなったら一体どうするんだろう?と思わずにはいられない。
そういえば、どういうわけか後日、この霊場の千枚通しが我が家に郵送されてきた
ことがあった。住所をお伝えした覚えはなかったが?!ありがたく頂きました。 |