| 第七十四番 医王山 多宝院 甲山寺 | |
| 本尊：薬師如来 | 御真言：おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
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御詠歌：十二神 みかたにもてる いくさには 己と心 かぶとやまかな |
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 甲山寺の入り口はご覧の通り、とても小さい。山際の庭の綺麗な霊場だ。  本堂の後ろはすぐ山です。緑が多いせいか、雨がよく似合います。  この霊場の名物・子宝地蔵さま。子宝が授かりたい人はこちらで。 讃岐に入って約半日、平野部のお寺が続く。白い石垣に囲まれたこのお寺は、 子宝と女性の守護で有名なお地蔵様が信仰されている。お寺そのものの特徴は、実は そんなにはっきり覚えてはいない。緑の綺麗な山際の霊場で、雨がよく似合うなと思った のは覚えているのだが。 むしろ、道路の事を覚えているのは何故だ！？この讃岐の国に入って以来、殆ど 迷わない。最新へんろ地図に書いてある詳しすぎる情報が、見事に的中しているから だ。 お陰で、旅が非常に快適に進む。次の善通寺も、一息で到着できた。 |
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| 第七十五番 五岳山 誕生院 善通寺 | |
| 本尊：薬師如来 | 御真言：おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
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御詠歌：われ住めば よもきえはてじ 善通寺 深き誓の のりのともしび |
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 本堂と周辺を写した写真。善通寺はとにかく大きな霊場だ。どこまで行っても敷地。  本堂内部。とにかく大きい、とにかくお供え物がいっぱい。たまたま参拝の人は 少なかったですが、きっと混んでいることでしょう。  山門のひとつ。このほか、巨大な霊場だけあって入り口が沢山あって、 なかには竜宮城スタイルのものもあった。  この猫最高！ 駐車場に立派なゲート発見！儲かってるんじゃないかとか、罰当たりな事を考えて しまうほど広大な駐車場だ。信じられないぐらい広い境内と、立派な伽藍の数々。 ちょうどお彼岸で宗教的な集会をやっているのか、大きな歌声も聞こえてくる。 ここが弘法大師の生誕の地で、真言宗にとって重要なお寺なんだろうから当然と いえば当然かもしれないが、とにかく圧倒される。 途方もなく広い敷地には、本堂、大師堂、大師会館、露店などが並ぶ。お遍路 以外の拝願者もたくさんで、非常ににぎわっている。外国人も見かけたような。 とにかく立派なお寺で、度肝を抜かれる。もしかしたら、八十八カ所で一番大きな お寺なんじゃないかな？余裕のある人は、戒壇巡りなどもあるのでじっくり時間を かけて廻ると良さそうである。 次の金倉寺への道中は、にぎやかな国道沿いの道路。おなかが減ったので、 途中、昼食をファミリーマートで購入して出発する。 |
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| 第七十六番 鷄足山(注：ｹｲは当て字) 幢宝院 金倉寺 | |
| 本尊：薬師如来 | 御真言：おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
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御詠歌：まことにも 神仏僧を 開くれば 真言かじの 不思議なりけり |
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 本堂の中には大きな数珠が。おばあちゃんとしゃべっていて写真取り忘れる。  広い境内は人もまばらで、天気が悪いながらも開放的な雰囲気でした。 写真で見ると、なんだか違いがわからないお寺に見えるが、結構印象に残っている 霊場だ。本堂に、巨大な数珠が吊してあり、お参りの際に数珠を手で一回転させること になっている。回すたびに数珠がパチパチと音を立てる仕組みになっているので、 とても気持ちいい。本堂を掃除していたおばちゃんが話しかけてくれて、暫し、お寺や お遍路さんの話をする。仕事の話や心の話など、暫しおばちゃんと話をする。 おばちゃんありがとう！でも、話に夢中になっているうちに数珠の写真を取り忘れて しまいました！ とても広い霊場で、天気がよければさも気持ちよさそうに見える。ただ、この日は そこらじゅうがぬかるんでいて歩きづらかった。でも天気が悪いのもこの霊場までで、 次の道隆寺からは少しづつ晴れてきた。 次の道隆寺までの道も、街の県道を進む道だ。最新へんろ地図が抜群に役に立って、 迷わずに突き進む。 |
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| 第七十七番 桑多山 明王院 道隆寺 | |
| 本尊：薬師如来 | 御真言：おん ころころ せんだり まとうぎ そわか |
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御詠歌：願いをば 仏道隆に 入りはてて 菩提の付きを 見まく ほしさに |
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 道隆寺内のワンショット。世界平和を願う柱と、その周囲の鳩達が写っている。 天気もこの霊場から少しづつ持ち直してきました。  そこらじゅうの霊場の観音様がずらーーーっと並んでいます。  本堂と大師堂を臨む。例の観音様がずらっと並んでいるのが見える。  帰り際、道隆寺の山門の写真をとった。もうちょっとでこの旅もおしまいだと思う一瞬。 午後になって天候が晴れてきたせいか、今までのお寺になく鳩を見かけたのが 印象的だった。雨続きor凄い田舎ということもあって、これまでの霊場で鳩を見かける 事はあまりなかったが、これから先の霊場では、かなりの数の鳩を見かけた。それとも 讃岐には鳩が多いのか？ このお寺で何より目に付くのは、ものすごい数の観音様の石像だ。ずらりと並んで いて、よく見ると八十八カ所霊場や、三十三カ所霊場の名前が入っている。合計で 300体もお祀りされているんだそうな。お遍路さんの霊場には、こういう石像がずらりと 並んだ風景はあちこちにあるが、青いまえかけをつけた像がずらりと並ぶ姿はここが 初めてで、なかなか美しい。たぶん、天気が曇っていても美しかったことだろう。 このお寺は、眼病平癒の御利益でも有名なお寺だ。「め」と記入してお寺に送付する 眼病予防お守りが販売されていた。あっちこっちに「め」が書いてあってちょっと怖いが、 これはこれで霊場らしい風景だ。納経所が自動ドアだったのも忘れる事が出来ない ポイント。 続く78番郷照寺への道のりは、比較的まっすぐでわかりやすい道だったが、多度津町・ 丸亀市・宇多津町のメインストリートを突っ切る大きな道路なので混雑が凄かった。 景色がいかにも国道沿いで、ちょっとさびしい。 |
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