堂々とした門構えの山門の向こうに、本堂が見える。雨が鬱陶しい!
すごく久しぶり(石手寺以来かな?)の五重塔だ。造りは明治のものらしい。
長宗我部の兵火に焼かれなかった、国宝の本堂。
雨受けにはものすごい量の雨がしたたっていた。
大師堂の写真だが、拡大してもらえば分かる通り、かなりの雨になってきた。
五重塔を持ち、讃岐で唯一の国宝(本堂)を擁した非常に立派なお寺なのだが...。お寺を彩る
カラーと天候の関係か、何故か印象に薄いお寺だった。足下のぬかるみに気をとられていた
からだろうか‥‥。妹とともに、「htmlにする時どうしよう?」と困っていたのを覚えている。
ちょっとびっくりしたのは、雨樋の構造。本堂の写真に微かに写っているが、本堂の雨水が
雨樋を伝ってバケツのようなものに貯まるようになっているのだ。やはり、降雨の少ない讃岐
ゆえの工夫なんだろうか。この後の旅でも、香川県ではやたらとため池に出会うことになる。 |