第六十四番 石鉄山 金色院 前神寺 | |
本尊:阿弥陀如来 | 御真言:おん あみりた ていぜい からうん |
御詠歌:前は神 うしろは仏 極楽の よろずの罪を くだく石鉄 |
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前神寺の鐘を写真でとってみた。さらに後ろには、西条市の田園風景が広がる。 シンメトリーの美しい本堂。境内がとにかく広く、門をくぐってここまで辿り着くには 結構な時間がかかった。 駐車場わきの風景その1.愛媛県の名物、いよかん畑。 伊予の国では、こういった柑橘類の農場をそこらじゅうで見かけた。 駐車場わきの風景その2。レンゲの花畑。小さな蝶が沢山舞っていた。 ここまで延々とお世話になった国道を離れ、小さな集落を抜ける曲がりくねった道に 侵入していく。やがて、やけに縦長の駐車場を発見した。いよかん畑と墓場、レンゲ野原を 抜けて杜の中の前神寺へと進む。国道沿いの街中のお寺が続いていたので、静かな空間と うまい空気は結構ありがたい。とにかく国道11号線は排気ガスがひどいので。 このお寺は「石鎚山 前神寺」なんだが、寺の位置からは石鎚山は見えない。 話によれば、前神寺は昔、標高1500mの所にあって、そこから見える石鎚山の景色が とても素晴らしかったのだという。現在でも、夏になると登山する信者がいるらしい。この 霊場はそうは言ってもなかなかの美しさ。のんびりとした風景と、広大な境内、美しい本堂 などが見る者を魅了する。今まで比較的コンパクトなお寺が続いただけに、開放的な 雰囲気は格別だ。 立て続けにお寺を回り続けて、ちょっとバテ気味になったので、コンビニで遅い昼食を買う。 次はいよいよ、今回の旅の一大難関・第60番横峰寺である。 |
お参り後は、宿をとってある西条駅前まで移動する。まさか65番まで
回るとは思っていなかったので、西条市に宿を予約してあったからだ。
へろんへろんになりながら、ホテルに到着。疲れていたのでコンビニで
食事を買い込み、それをごはんにしてさっさと就寝した。
早く寝て疲れをとらなければ保たない事は、今までの旅で経験済み。